こんにちは!このHPをご覧になっている皆様は海上保安官に多少なりとも興味を持ってくださっていることと思います。
海上保安官というとやはり巡視船に乗っているイメージがあるかと思いますが、私は現在、管理課渉外係として勤務してますので、渉外係について少しだけご紹介させてください。
渉外係は、海の事件事故があれば当部の対応や事件事故概要を報道機関へ情報提供し、ニュースや新聞記事となり皆様にお伝えしています。他にも職場体験などの企画、巡視船の燃料手配や物品の調達、管理、修繕対応などの業務を行っています。
管理課には他にも総務係があり、職員募集や福利厚生などを担当しています。
管理課は、仲間が海上保安業務を無事遂行できるように支援・調整する縁の下の力持ちだと思っています。
皆様にこういった仕事をしている海上保安官もいるんだと知ってもらえれば嬉しいです。 そして、欲を言いますとイベント等あればHPが更新されますので定期的に見てもらって、イベント等に来てもらえたら嬉しいです。お待ちしております!!
私は巡視船おいらせ乗組員として、機関部の整備、巡視船の運航、海難救助、訓練、犯罪捜査などといった幅広い業務を行っています。現場に出て初めての船であり、覚えることもたくさんありましたが、他の仕事では味わうことができない業務に携わることができます。また、おいらせで一番経験してよかったことは機関部の整備と犯罪捜査です。どちらも初めは右も左もわからない状態でしたが、上司や先輩に丁寧に指導していただき知識や技術の向上に努めることができました。これからも知識や技術を身に着け一人前の海上保安官を目指していきたいです。海上保安庁に少しでも興味を持ってくれた方は、ぜひ海上保安庁への入庁をお待ちしております。
「海の安全を守りたい」との思いから、海上保安官になり、船艇、陸上勤務を経て、現在は船長として、巡視艇ひばかぜの舵を握っています。
巡視艇は、主に犯罪捜査、海難救助を任務とし、本船には、パトカーのようなサイレンを鳴らし、犯人を追跡したり、消防車のように放水で火災船を消火するなど、「海の安全、安心を守る」ための様々な装備が搭載されています。
着任後、漂流男児の救助、東京オリンピック・パラリンピックの海上警備、火災船の消火活動等の数々の業務を乗組員一丸となって無事に遂行することができました。
信頼できる仲間と協力して任務を成し遂げたときの達成感が、この仕事の最大の魅力です!
HPをご覧の皆さん、私たちと一緒にチームの一員として「海の安全、安心」を守る仕事をしてみませんか?
みなさんは、「海上保安庁の仕事」と聞くと、人命救助や犯罪捜査などといった警備救難業務を思い浮かべるかもしれません。
私たちが所属する交通課の業務は、海での事故を未然に防止するために、海上工事等の許認可事務、海難事故等の調査研究、海難事故防止啓発活動、航路標識(灯台等)の保守点検整備などの幅広い業務を行っています。
警備救難課の職務は大分すると警備系、捜査系、救難系、防災系、国際系といったものに分けられます。
それぞれをひとことで表すと、警備系はテロの未然防止や警戒、捜査系は犯罪の捜査、救難系は人命の救助、防災系は海へ油や有害な液体が流れた時の対処、国際系は外国船舶に対する取締り、といった内容です。
私たちはこういった職務を行うために、巡視船、飛行機やヘリコプターなどを現場へ派遣し、そのほか、プロフェッショナルである潜水士や外国語会話を習得した国際捜査官など、様々な仲間とチームを組んで、職務にあたっています。
日本全国の海上保安官には【正義仁愛】という共通の精神があり、これは簡単に言えば、「悪いことは許さない・困っている人には進んで手を差し伸べる」というものです。
私たちもそんな精神を胸に、青森の海、日本の海を守ることを目指しております。
これからも、海上保安庁、青森海上保安部のことを、どうぞ、よろしくお願いいたします。